日本語学2019年9月号(特集:「現代の国語」と日本語学)vol.38-9

宮地裕 監修, 甲斐睦朗 監修

1,430円(税込)

明治書院

◆「現代の国語」と日本語学

〇高等学校国語科における共通必履修科目の設定について 大滝一登

〇「国語総合」から必履修科目「現代の国語」と「言語文化」への変更の意味 髙木展郎

〇生きて働く知識・技能としての語彙 田中牧郎
――日本語学から提示できる語彙情報――

〇「言葉の特徴や使い方に関する事項」の指導の留意点 山下直
――「現代の国語」で育成する資質・能力との関わり――

〇高校国語では教えてくれない「国語」 幸田国広
――実社会で求められる資質・能力の育成――

〇予測困難な社会に生きる「現代の国語」 佐藤和彦
――「伝統的な言語文化に関する理解」以外の各事項をどう扱うか――

〇「思考力・判断力・表現力等」を総合的に育成する 田中洋美
――三領域の体系性・系統性及び領域相互の関連を中心に――

〇説得力のある発表内容を考える授業の構想 美谷島秀明
――高等学校「話すこと・聞くこと」の実践案――

〇「高等学校実践例「日常的に書くこと」 皆川裕紀
――教室の中で 教室の外で 現代文から古典まで――

【連載】

[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語] 本望和孝
[漢字を追いかける] 笹原宏之