陶芸道場 手びねり&装飾の巻

杉山 佳隆

2,200円(税込)

誠文堂新光社

季刊『陶工房』で人気連載の「手びねり成形のツボ」「しはんの武者修行記」をまとめ、
新原稿を追加して再構成する書籍で、『陶芸 ろくろ成形のツボ』の続編。
陶芸初心者~中級者に向けて、 ひとつひとつの作業を解体し、それによって何が起きるのかを解説します。
「作陶の意味をいかに捉えるか」という考え方を重視して、
イラストという親しみやすさと、陶芸の技法書でこれまでに用いられてこなかった
まったく新しい表現のしかたで構築された、おもしろくてためになる作陶の哲学書ともいえる一冊です。

■目次
基本編 手びねり成形のツボ
 菊練りの意味を理解する
 玉づくりでお碗を成形
 タタラ成形で板皿をつくる
 タタラのカブセ成形で、組み皿をつくる
 展開図からマグカップをつくる
 ヒモ積みで丼をつくる
 閉じて、叩いて、袋ものをつくる
 難しそうな急須を克服する
 かたまりをくり抜いて陶箱をつくる
装飾編 しはんの武者修行記
 九谷焼の絵付けに挑戦
 付立を学ぶ
 蹴ろくろで井戸茶碗を挽く
 練り込みを極める
 染付技法を極める
 ポーセリンを体験する
 楽の技法に挑む