地理 2013年5月号

古今書院地理編集部 編

1,257円(税込)

古今書院

特集:地名のグローバルスタンダード◆ある地名を国際的に(英語で)どう表記するか。政治的思惑が絡む中にあって「地名の標準化」をめざす国連の活動と日本の動きを紹介します。

【目次】
★特集:地名のグローバルスタンダード
地名は誰が決めるのか(田邉 裕)
地名標準化に向けての世界の動き(金子純一)
第10回国連地名標準化会議に参加して(渡辺浩平)
国連地名標準化会議と「日本海呼称問題」(角南明彦)
地図を扱う人のためのガイドライン-日本の地名のローマ字表記(金子純一)
地名表記にこだわる日々-平凡社地図出版 水谷一彦氏・清水康厚氏に聞く

★寄稿
古代の方位について(野上道男)
【カラー口絵】古地図・絵図 田中啓爾コレクションの世界(編集部)

★新連載
シリーズ あの“地理の聖地”はいま1
 世界最初の田園都市「レッチワース・ガーデンシティ」(香川貴志)
ソーシャルメディアGIS1
 ソーシャルメディアとの融合から誕生した新しいGIS(山本佳世子)

★連載
仮設住民のくらし:震災から2年2
 仮設住宅での突然死-「健康な地理学」の視点から(岩船昌起)
日本の経済地理学50年2
 私の農業地理学体験(山本正三)
インドで地理修行?3
 ヒマラヤのふもとへ(久保純子)
GISで地理を学ぼう3・4
 中学校のGISは、教員の教材作りから始めたい(青柳敬二)
 GISを活用した日本史教育での地図作業学習(小林岳人)
地中海都市カリアリから考える「普通」の町の再生14
 聖なるものが運ぶ土地の縁-祭りで結ばれる世界(上)(竹中克行)
災害に立ち向かう地理教育9
 都市型水害-身近な災害を発見する(竹原英司)
変わる国土50
 歴史と変化の街-福島県会津若松市(赤桐毅一)