【試し読み】淡雪の匂い

夏目かつら 著, 塔栄のりこ 原作

株式会社コスミック出版

壬紀彦さんは、 俺のこと好きなの?
それとも、性癖でこういうことするの?

壬紀彦は俺の姉の恋人なんだと思ってた。なのに2人きりで過ごすことになった雪の夜。布団に押し倒され、口の中もカラダの中も、年上の男の激しい欲望で俺は蹂躙された。気持ちいいのか、痛いのかわからなくて...。キスも初めてなのに手加減もなく。

───姉の恋人たちに求められ、愛を教えられ無垢だった真っ白な雪が欲望に溶かされてゆく。