家事事件研究アラカルト１ －共同親権制の見直し傾向を中心として－

梶村　太市 編著

恒春閣

●本書は梶村太市・小川富之・道あゆみ・本山敦・渡辺義弘・大塚正之・長谷川京子による、月刊誌『戸籍』981号(令和２年４月)から隔月ごとに登載された「戸籍事務関係者のための家事事件概説・アラカルト」をまとめたものです。

●主なテーマである共同親権制の見直し傾向について、日本の親権制度をはじめ、先進諸国における制度の在り方、離婚やDV、子供との面会などについても記しています。

●さらに、著者がいま一番伝えたい家事事件関連の論文を新規で書き下ろしており、様々な観点から家事事件を学ぶことができます。

●今後も、家族法関係の問題の所在に関し、果敢に論争を挑む意欲的な研究成果をタイムリーに提供していく嚆矢となる１冊です。