北インド高原の物語――イギリス植民地時代に生きた人々の記録

北原靖明 著

3,960円(税込)

昭和堂 e-books

秋田茂氏(大阪大学大学院人文学研究科教授)推薦」!
歴史と文学からみる最盛期の英領インドーーヒル・ステーション(高原避暑地)でのイギリス人支配者(アングロ・インディアン)と現地人エリートの交流を、キプリングやフォースターの文学作品を駆使して描いた壮大な歴史物語。――秋田茂

(内容説明)植民地時代の北インドは、ロシアに対する防衛の拠点であり、北方の高地は夏季のイギリス人の避暑地となる重要な地点であった。本書は、主として史料に登場する実在の人物に焦点を当て、北方の高原地帯を中心としたイギリス植民地時代の人々の姿を読み物風に描き出す。