体育の科学 74巻11月号

川上泰雄 編

1,430円(税込)

杏林書院

特集 「動いて,休む」ことで運動効果を加速する

◆「タバタトレーニング」における休息の意義
 −タバタ・クロストレーニングとの関連を加えて−
田畑  泉(立命館大学スポーツ健康科学部教授)
◆乳酸とミトコンドリアの観点から考える疲労と休養
八田 秀雄(東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系教授)
◆筋痛は「休め」のシグナルか?
野坂 和則(Professor of Exercise and Sports Science, School of Medical and Health Sciences, Edith Cowan University, Australia)
◆食事が運動と睡眠に及ぼす影響
岩山 海渡(天理大学体育学部准教授)
髙橋 英幸(筑波大学体育系教授)
◆「クーリングダウン」を再考する
山本 利春(国際武道大学体育学部/大学院教授)
笠原 政志(国際武道大学体育学部/大学院教授)
◆運動の上達を促す睡眠と休息
 −学習と記憶の神経機構−
工藤 和俊(東京大学大学院総合文化研究科教授)
◆睡眠が身体能力に及ぼす影響
西多 昌規(早稲田大学スポーツ科学学術院教授/早稲田大学睡眠研究所所長/早稲田大学保健センター所長)
◆身体活動・運動習慣を有する成人のさらなる健康増進のための休養
西端  泉(川崎市立看護大学名誉教授/公益社団法人日本フィットネス協会参与)

連載 大島鎌吉のオリンピック運動―19
◆日本初登場の「レクリエーション運動」
 −民間構想の目標とは・その5−
伴  義孝(関西大学名誉教授)

連載 子どもの主体性を引き出すメンタルトレーニング-2
◆子どもは主体性をどう捉えているのか?
 −教員による実践の知に基づく検討−
上野 耕平(香川大学教育学部教授/同附属高松小学校校長/スポーツメンタルトレーニング指導士)

連載 方向転換動作をどう活かすか-2
◆幼児期における方向転換能力の発達
井川 貴裕(金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科助教)