千秋 3

梦溪石 著, 呉聖華 訳, 高階佑 イラスト

2,310円(税込)

日販アイ・ピー・エス

玉髄(ぎょくずい)を求め、陳恭(チェンゴン)一行と砂漠を進む沈嶠(シェンチアオ)。
しかし、吹き荒れる砂嵐の中、道案内の男が姿を消した。舞い上がる黄砂に視界を奪われ、足を踏み外した沈嶠は晏無師(イエンウースー)とともに、地底に沈んだ古城に辿り着いた。
陳恭一行と再び合流した二人は、何者かに襲われながらも、玉髄を目指して地下宮を進む。
だがその途中、陳恭が毒に侵され、解毒するには玉蓯蓉(ぎょくじゅよう)の実が必要だと判明する。
光の届かぬ闇の中、負傷して人格が変わった晏無師と、沈嶠は……

その頃、長安の都では異変が起きていた。