近代ドイツ史にみるセクシュアリティと政治――性道徳をめぐる葛藤と挑戦

水戸部由枝 著

6,380円(税込)

昭和堂 e-books

ドイツ・ヴィルヘルム時代の市民社会における、ジェンダー秩序の生成、性の規範化プロセスとそれによる女性の管理、新しい性道徳の意義、を明らかにすることで、性と政治社会の関係性を考察し、現代におけるセクシュアリティをめぐる問題の理解・解決への手がかりとしたい。