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艶やかな恐怖を目撃せよ!
「赤い蛇」「幻色の孤島」「ウロコのない魚」など
ホラー漫画の巨匠が放つ傑作集!
平成初期まぼろしの作品群「あしたの地獄―2020年地球発―」より「水の怪物」を単行本初収録。
子供の頃、無意識に “恐怖” “悲哀” “妖艶” を
同時に体験し学んだのがこの作品群だった。
そして大人になった今でもその衝撃は変わらない。
まごうことなきマスターピース!
── 石野卓球
夢想の世界を描いているからこそ、いっそう怖くて美しい。多くの人を魅了してやまない日野作品の魅力も、まさにこれなのではないか。われわれ日野ファンは作品のページを捲るたび、いつか見た悪夢の光景に出会う。そしてその恐ろしさに打ち震えながら、思い出した!と叫ぶのだ。失われていた記憶をついに取り戻した「ウロコのない魚」の少年のように。
── 朝宮運河(書評家/巻末エッセイより)
巻末エッセイ:「いつか見た怖い夢」朝宮運河