臨床心理学 第24巻第5号  臨床的時間論

森岡正芳 編

1,980円(税込)

株式会社金剛出版

1-総論
臨床的時間論――生きた時間の回復と治癒 森岡正芳

2-臨床の時間論的転回――臨床の〈現場〉で起きていること
「深い関係性(relational depth)」と時間 中田行重
「素の時間」の現在の臨床的効果について 三脇康生
支援現場における交わらないリズム 村上靖彦

3-臨床と時熟――クライエントとの〈あいだ〉に起きていること
風景構成法に通底する風景巡礼の時間 坂中尚哉
「わからないこと」が育む時間――キンダーカウンセリングでの出会いから 森岡理恵子
不登校の臨床から時間を見る 草野直子
時に訪れる支援の姿――離島カウンセリング 楠本和歌子
地域精神医療・支援における時間と偶然――施設と地域でみられる「素の時間」の異同に着目して 高木俊介
身体の時間を取り戻す――トラウマ,解離,自傷,摂食症 野間俊一
ダイナミズムとシンクロニシティ――ひきこもりとデス・ドライブ(死の欲動)と精神分析 加藤隆弘
あたかも時が止まった人――社会的処方=福祉的ケア 山本智子
その人の生が浮かび上がる瞬間――法務施設にて 松本佳久子
「なじみの関係」が生み出すE系列の時間――認知症を有するいちさん(仮名)との会話 田崎みどり

特別鼎談|みんなのジェンダー入門――新しい現実に新しい言葉を 大嶋栄子・信田さよ子・熊谷晋一郎
ほか