歌わせろ、お前を

モーラベちさ 著

220円(税込)

株式会社MUGENUP

深夜ドラマの主題歌を依頼される耀太。初めてのタイアップとあり意気込むも、何度デモ曲を提出しても
「もっと恋心をダイレクトに感じられる曲が欲しいんだよ」的なリテイクを求められ、頭を抱える耀太。
恋心のヒントを求め、打ち合わせの帰りがけに適当な女子の家に行くも、その子の彼氏とバッティングしてしまい追い出される耀太。
泊まりの連絡をルームシェアの同居人・理人に入れたばかりだが、仕方がないと家に帰る。
「ここが岐路。バンドで食ってけるかの正念場だってのに…」
すると、向かいの理人の部屋から苦しそうに自分を呼ぶ声がすることに気づく。
過労で体調をおかしくしたかと、慌てて理人の部屋に駆け込むと、当の理人が自分の名を呼びながら自慰に耽っているところだった――…!?