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『もの言える老人のための条件』『新・老年書生の境地』『老年書生のこだわり』に続く
「老年書生」シリーズ 第4弾。
【目次】
(Ⅰ)明治生まれの両親の庇護の下で
1 幼児期
2 少年期
(1)学ぶ喜び
(2)生活様式の違い
(3)地域社会の階層構成
(4)競争心の芽生え
(5)一労働力としての自覚
(6)両親の苦渋―1 隣家とのトラブル
(7)両親の苦渋―2 兄の蓄膿症手術を悔やむ
(8)職業高校への選択
(9)現実からの逃避・日記
(Ⅱ)自由と都会の刺激を求めて
1 外国へのあこがれ
2 ノンポリ学生の矜持
3 立ちはだかる学歴、学校群の壁
4 事実を見る眼
5 求道、宗教心のめざめ
(Ⅲ)社会人としての責任と役割
1 自立、自律性の尊重/衣食住の確保
(1)就職
(2)創業経営者に魅せられて
2 人間の本源的欲求/子孫の繁栄
(1)結婚/妻との出会い
(2)子どもの教育/子育ての意義
3 より高い精神生活を求めて
(1)生かされている喜び
(2)求められる品格
(3)欲の加減を知る
(Ⅳ)知を求めて
1 再学習
2 書に著す
(V)わずかばかりの悟り
(1)人生は二者択一の連続である
(2)運命は流転する
(3)希望は絶望に近く奇跡によっては実現しない
(4)旬を逃すと、その回復に10年はかかる
(5)それぞれの人生は、最高の俳優により演じられた芸術作品である
(6)老いは突然やってくる
(7)安易な同情は再起を遅らせる
(8)他人の喜びを喜べる人は1%もいない
(9)未完を悔やまず、未完は来世への神からの贈り物
(10)慕情とともに去りぬ