シャーロキアン・クロニクルre:(上)

真瀬もと 著, 山田睦月 イラスト

1,430円(税込)

株式会社新書館

二人の探偵事務所が活動を始めて四年半。ある日、気の進まない依頼が舞い込んだ。だが断れない事情もあって、ホームズの代わりにワトスンが調査をする羽目に……? ──第一話「降霊会の怪死事件」 
パイクの甥アルヴィンから、またしても探偵事務所への依頼が舞い込んだ。その事件の関係者は《樽》のコネクションに、さらにはホームズの過去にも連なってゆき……? ──第二話「第七の質札」 
ロンドンに作られた日本村の火災で、行方不明になった男は、ある時計を恐れていたという。探偵事務所が捜査の依頼を受けるなか、例の”事件簿”の出版も動きつつあり……? ──第三話「暗殺時計の秘密」 
旧知のウォーバートン大佐から手紙が届いたことから、クリスマス・シーズンのロンドンを離れ、ワトスンはホームズとともにその古城ホテルにやってきた。そこでは、彼らの到着直前にある事件が起こっており……? ──第四話「古城の亡霊と消えた指輪」 
結婚後ベーカー街221Bから出たワトスンが、「口実」を手に、久しぶりにホームズの下宿を訪ねると……? ──Ex.「探偵とマリアージュ」 
『シャーロキアン・クロニクル』のワトスン&ホームズのコンビでおくる、「語られざる事件」の探偵録・上巻!