船底や漁網に用いられる防汚剤の変遷と生物影響

張野宏也 編, 小島隆志 編, 隠塚俊満 編

2,530円(税込)

株式会社恒星社厚生閣

有機スズ化合物は、船舶や漁網を生物汚損から守る防汚剤に使われたが、環境汚染に伴い使用が禁止される。その後も防汚剤をめぐり、有機スズやその代替物質による汚染の変化や生物影響ほか、塗料粒子の問題や新たな防汚物質の開発など、研究の進展は著しい。科学的なデータに基づき防汚剤による生態系へのリスクを評価する。