色悪作家と校正者の歳時記2 二〇二四、春。

菅野彰 著, 麻々原絵里依 イラスト

330円(税込)

株式会社新書館

紆余曲折を経て、互いを唯一の伴侶と認め、結婚した大吾と正祐。二人で暮らすようになった西荻窪の一軒家には、馴染みの人物たちが手土産や土産話を持って訪れる。春夏秋冬、季節の訪(おとな)いとともに。文学と食を愛する作家と校正者の、その後の日常。彼らの暮らす家に、めごい家族がやってきた。あっという間に二人の心を捕らえたその存在とは……!?