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今里悟之 著
3,850円(税込)
古今書院
「隠れキリシタンの島」として知られる長崎県平戸島。実際には、多様な信仰が存在している。キリスト教は二系統ある。一つは16世紀後半のイエズス会の布教によるキリシタン信仰、もう一つは19世紀後半以降のパリ外国宣教会の再布教によるカトリック信仰。これに神道や仏教を含む在来信仰が融合し、島の東西南北で個性ある地域を育んだ。そこに島ゆえの特徴がみられる。平戸島の宗教と地域性を読み解くことで、島の多様性の理解に迫る。