CRAFT 物質依存がある人の家族への臨床モジュール

H.G.ローゼン、R.J.メイヤーズ、J.E.スミス 著, 松本俊彦・境 泉洋 監修, 佐藤彩有里・山本 彩 監訳, 白石英才 訳

2,772円(税込)

株式会社金剛出版

コミュニティ強化アプローチと家族トレーニング(CRAFT)は、家族を通じてアルコールや薬物などの物質使用障害の問題を抱えるクライアントを支援することを目的とした、エビデンスに基づくアプローチである。

アメリカの行動療法プログラムであるCRA(コミュニティ強化アプローチ)から派生し、それを補完するものとして生まれたCRAFTは、B.F.スキナーのオペラント条件付けの原理に基づき、薬物/アルコール使用を上回る報酬を与える新しいライフスタイルを提案することに注力して、物質使用障害の問題を抱える個人(IP)に関係する重要な他者(CSO)に独自の手法により集中的に働きかける点を特徴としている。また、IPだけでなくCSO自身の生活の質についても焦点を当て、そのためだけに一つの章を設けている。

本書の各章はCRAFTの各モジュールを実際に適用しやすいように体系的に示されており、書き込み式の付録や、家族との具体的なやりとりの例、モジュールが適切に実行されたかどうかを確認するチェックリストを含む、極めて実践的な構成となっている。