プロセス・ベースド・セラピーをまなぶ

ステファン・G・ホフマン、スティーブン・C・ヘイズ、デイビッド・N・ロールシャイト 著, 菅原大地・樫原 潤・伊藤正哉 監訳

3,564円(税込)

株式会社金剛出版

エビデンスとクライエントの個別性,両方を尊重した心理療法の実現へ

本書は,単一の治療技法やプロトコルについての解説書ではない。プロセス・ベースド・セラピー(process-based therapy : PBT)という,「セラピーの新しいあり方」を示した枠組みについての解説書である。

ステファン・G・ホフマンとスティーブン・C・ヘイズ――現代の心理療法研究をリードする二大巨頭の夢のコラボレーションによって,PBTは生み出された。ネットワーク科学や進化科学の理論を自由自在に取り入れたこの枠組みは,心理療法のあり方を根底から問い直し,学派の分断を超えたテーラーメイドのセラピーを実現するための道筋を示してくれている。

ひとつの時代が,ここから始まる。心理療法に携わるすべての人へ捧げる一冊。