野外教育の理論と実践

星野敏男 監修

2,200円(税込)

杏林書院

本書の最大の特徴として、最終章の「学校での取り組み」については、他章と比較すると厚い記述となっています。2013(平成25)年度から、全国の小学校で1週間程度の自然体験活動の実施を目指すという文部科学省の「小学校長期自然体験支援プロジェクト」がすでに提示され、その支援のための準備が進められています。すなわち、学校教育において野外教育的な取り組みがより重視され実践されていくことを踏まえてのことです。したがって、今後、野外教育または自然体験活動・学習の指導に関わる多くの先生方を強く意識して執筆されている点も本書の特徴です。