保健の科学61巻3月号

中村安秀 編

1,210円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●「子ども食堂」にみる食の豊かさとは

      岩間 範子(女子栄養大学名誉教授)

特集 自然災害への備えと被災後の復興

◆ビルド・バック・ベターの理念

      中村 安秀(甲南女子大学看護リハビリテーション学部教授)

◆災害時の公衆衛生対策の重要性

      金谷 泰宏(国立保健医療科学院健康危機管理研究部部長)

      奥田 博子(国立保健医療科学院健康危機管理研究部上席主任研究官)

◆東日本大震災小児医療復興新生事務局による小児科医派遣事業

 ―被災地と外部者が協働し,新たな地域医療の枠組みをつくる―

      渕向  透(岩手県立大船渡病院院長)

◆NGOと行政の協働による西日本集中豪雨での被災者医療支援活動

 ―総社市との連携,法の制定と相互扶助―

      橋本 千明(認定特定非営利活動法人AMDA国際部プロジェクトオフィサー)

◆スフィア・スタンダード

 ―災害支援活動が「人道支援」であるための要件―

      原田奈穂子(宮崎大学医学部看護学科教授)

◆心理社会的支援の実践と課題

      桑山 紀彦(海老名こころのクリニック院長,心療内科医,精神科医,医学博士)

◆南海トラフ巨大地震に備えた徳島県の「戦略的災害医療プロジェクト」

 ―「防ぎ得た死」をなくすために―

      坂東  淳(徳島県危機管理部危機管理政策課課長)

連載 住環境と子どもの健康

■住環境と子どもの事故

 ―その実態と予防―

      山中 龍宏(緑園こどもクリニック院長,産業技術総合研究所人工知能研究センター客員研究員,

             NPO法人 Safe Kids Japan理事長)

連載 免疫を知る

■免疫力を高める生活習慣

      竹田 和由(順天堂大学大学院医学研究科研究基盤センター細胞機能研究室准教授)

調査・研究

●腰椎アライメントに着目した腰痛学級が腰痛者および腰痛既往者の身体機能・精神心理機能に与える効果の検証

      安彦 鉄平(京都橘大学健康科学部理学療法学科)

      村田  伸(京都橘大学健康科学部理学療法学科)

      阿波 邦彦(大和大学保健医療学部)

      窓場 勝之(京都博愛会病院)

      岩瀬 弘明(京都橘大学健康科学部理学療法学科)