保健の科学63巻2月号

林 直子 編

1,540円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●菅内閣の少子化対策

      清水嘉与子(日本訪問看護財団理事長)

特集 続・あらためて死について考える1

   ―死は誰のものか?―

◆現代にみられる死生観

      碓井 真史(新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授)

◆死を取り巻く社会の変化(1)

 臓器移植法から脳死を考える

      浜渦 辰二(上智大学グリーフケア研究所特任教授)

◆死を取り巻く社会の変化(2)

 安楽死は1つの顔をしていない

      美馬 達哉(立命館大学先端総合学術研究科教授)

◆死の人称

 ―私の死,あなたの死,彼らの死―

      山田有希子(宇都宮大学共同教育学部准教授)

◆一人称の死

 ―自殺(自死)の選択とその精神病理―

      衞藤 暢明(福岡大学医学部精神医学教室講師)

◆二人称の死

 ―地域看護の視点からみた家族へのグリーフケア―

      小野若菜子(聖路加国際大学大学院看護学研究科在宅看護学准教授)

◆三人称の死

 ―三人称の死は私の死である―

      中筋由紀子(愛知教育大学教授)

連載 社会を変えた感染症と医療の歴史

■伝染病予防法から感染症法へ

      岡部 信彦(川崎市健康安全研究所所長)

連載 身近な食品から栄養的特徴を学ぶ

■日本人の食生活における牛乳・乳製品の役割

      桑田  有(牛乳乳製品健康科学会議幹事,国際生命科学研究機構副理事長)

調査・研究

●重症心身障害児者を同胞にもつきょうだいの障害理解の変容過程

      小柳津和博(桜花学園大学保育学部)