保健の科学63巻9月号

鎌田尚子 編

1,540円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●「同質にとらわれる社会」と倫理

      横山 和仁(国際医療福祉大学教授,順天堂大学客員教授)

特集 いじめと育ちを考える

   ―子どもの心に寄り添って,育ちを考える―

◆コロナ禍における子どもの生活と心身

      酒井  朗(上智大学総合人間科学部教育学科教授)

◆なぜいじめが起きるのか

 ―相談機関における支援実践および調査研究の結果から―

      久保 順也(宮城教育大学高度教職実践専攻准教授)

◆養護教諭の専門性を生かしたいじめへの対応

 ―気づきの感性を高める―

      鎌塚 優子(静岡大学教育学部養護教育専攻教授)

◆いじめを予防する授業の実際

      東 真理子(東京都足立区立弘道第一小学校主任養護教諭)

◆いじめ被害者への支援

 ―思春期の子どもたちへの相談活動を中心に―

      加藤 晃子(学校法人滝学園滝中学校滝高等学校養護教諭)

◆ネット上のいじめ防止

 ―デジタル・シティズンシップ教育とは―

      坂本  旬(法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科教授)

◆いじめ防止対策推進法の効果とこれから

      鈴庄 美苗(三菱UFJリサーチコンサルティング公共経営・地域政策部副主任研究員)

      野田 鈴子(三菱UFJリサーチコンサルティング共生社会政策部副主任研究員)

連載 社会を変えた感染症と医療の歴史

■ポリオ対策の困難な道のり

      中野 貴司(川崎医科大学小児科学教授)

連載 身近な食品から栄養的特徴を学ぶ

■炭水化物の役割と血糖調節

      川端 輝江(女子栄養大学栄養学部教授)

調査・研究

●急性期病院における看護補助者の業務分析

      福田 淑江(公益社団法人茨城県看護協会)

      草間 朋子(東京医療保健大学)