保健の科学64巻2月号

上別府圭子 編

1,540円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●社会とソーシャルキャピタル

      草間 朋子(東京医療保健大学名誉教授)

特集 被害者支援を考える

◆日本の犯罪被害者支援の動向

      中島 聡美(武蔵野大学人間科学部/大学院人間社会研究科教授)

◆虐待が子どもに与える影響

 ―虐待を受けた子どもの理解とケア―

      加藤  純(ルーテル学院大学子ども支援コース教授)

◆パートナーからの暴力(IPV)被害による心身の影響

 ―被害者の語りから必要な支援を見極める―

      キタ 幸子(国立成育医療研究センター研究所政策科学研究部研究員)

◆デートDVとは何か

 ―被害者・加害者への介入支援―

      野坂 祐子(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)

◆ネット上での誹謗中傷を含むいじめ

 ―児童精神科の立場から―

      小平 雅基(総合母子保健センター愛育クリニック小児精神保健科部長)

      山口 貴史(総合母子保健センター愛育クリニック医療福祉室)

◆犯罪被害者の家族が求めること

 ―家族が受ける影響と回復のプロセス―

      入江  杏(ミシュカの森主宰)

◆災害による被害者や遺族へのケア

      髙木 慶子(上智大学グリーフケア研究所名誉所長)

連載 医療従事者が安心して健康に働くために

■COVID-19の感染リスクから生じる医療従事者への精神的負担と支援

      牧野みゆき(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターリサーチフェロー)

連載 災害時の栄養・食問題―現状を知り,最善策を見つけ出す―

■東日本大震災における避難所での栄養・食問題の実際

      佐々木裕子(仙台白百合女子大学健康栄養学科教授)

調査・研究

●回復期リハビリテーション病棟の運動器疾患患者のサルコペニアと注意機能

      瀬戸山弘貴(医療法人慈圭会八反丸リハビリテーション病院)

      窪田 正大(鹿児島大学医学部保健学科作業療法学専攻)

      中山 千春(医療法人慈圭会八反丸リハビリテーション病院)

      八反丸健二(医療法人慈圭会八反丸リハビリテーション病院)