保健の科学64巻5月号

鎌田尚子 編

1,540円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●フェムテックとは

      藤林 慶子(東洋大学教授)

特集 これからのwell-being

   ―コロナ後の学びと育ちの課題―

◆対話と手からwell-beingを考える

      守山 正樹(前日本赤十字九州国際看護大学特任教授,NPO法人ウェルビーイング理事)

◆健康長寿をめざしたwell-being

 ―公衆衛生学・健康科学における新しい考え方―

      山下 真里(東京都健康長寿医療センター研究所認知症未来社会創造センター研究員)

      新開 省二(女子栄養大学地域保健・老年学研究室教授)

◆労働者にとってのwell-being

 ―「健康経営」とは何か―

      折本 敦子 グレイス(有限責任監査法人トーマツリスクアドバイザリー事業本部ヘルスケアシニアマネジャー)

◆高齢者のwell-being

 ―ポストコロナの体制や環境整備―

      財満 信子(有限責任監査法人トーマツリスクアドバイザリー事業本部ヘルスケアマネジャー)

◆well-beingの向上をめざしたヘルスケアデータの活用

      鈴木 紀秀(有限責任監査法人トーマツリスクアドバイザリー事業本部ヘルスケアIT・デジタルユニットシニアマネージャー,

               実践健康教育士,認定医療福祉情報連携コーディネーター)

◆コロナ後の児童生徒のwell-beingを考える

 -養護実習における大学生の気づき-

      佐久間浩美(了德寺大学教養部准教授)

◆中学生に育てたいwell-being

 -コロナ前後の実態から-

      青栁 千春(高崎健康福祉大学保健医療学部看護学科准教授)

      木暮 聡子(高崎市立第一中学校養護教諭)

連載 医療従事者が安心して健康に働くために

■医療従事者の慢性疼痛

 -「我慢」から「予防」の時代へ-

      垰田 和史(びわこリハビリテーション専門職大学作業療法学科教授)

      北原 照代(滋賀医科大学社会医学講座衛生学部門特任准教授)

連載 災害時の栄養・食問題―現状を知り,最善策を見つけ出す―

■災害時における食物アレルギー対策

      緒方 美佳(国立病院機構熊本医療センター小児科副部長)

フィールド・レポート

●カンボジアの中学校における月経衛生とその対処行動

      中澤 眞生(筑波大学大学院人間総合科学研究科)

      堀 愛(筑波大学医学医療系)

      市川 政雄(筑波大学医学医療系)