保健の科学65巻6月号

吉永 淳 編

1,540円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●リチウムの自殺予防と神経保護作用

      武田 雅俊(大阪河﨑リハビリテーション大学)

      堺  景子(大阪河﨑リハビリテーション大学)

特集 日本における環境汚染の歴史的変遷

   ―過去から現在へ―

◆環境汚染の時系列を探る

      田中  敦(東京理科大学環境安全センター副センター長)

◆大気汚染の歴史と現状

      若松 伸司(一般財団法人大気環境総合センター(IIAE)代表理事,愛媛大学名誉教授)

◆鉛による環境汚染の時代変遷と健康リスク

      苅田 香苗(杏林大学医学部衛生学公衆衛生学教授)

◆環境中のダイオキシン類

 ―対策の効果―

      佐々木裕子(元東京都環境科学研究所)

◆多環芳香族炭化水素による汚染の変遷

      熊田 英峰(東京薬科大学生命科学部講師)

◆環境放射能レベルの変遷

      村上 道夫(大阪大学感染症総合教育研究拠点特任教授(常勤))

◆頭髪中濃度からみた水銀曝露の変遷

      原口 浩一(環境省国立水俣病総合研究センター国際・総合研究部水銀分析技術研究室長)

連載 歯と口の健康を考える―健康でよりよい生活をめざして―

■知っておきたい『歯周医学』

      島谷 浩幸(堺平成病院・歯科科長)

連載 食品・サプリメントと認知機能―効果のエビデンスを探る―

■クルクミン・ウコンと認知機能

      阿部 和穂(武蔵野大学薬学部教授)

調査・研究

●中山間地域に暮らす高齢者の認知機能の維持を助ける社会生活の様相

      伊藤 智子(島根大学医学部)

      大森 眞澄(島根県立大学看護栄養学部)

      祝原あゆみ(島根県立大学看護栄養学部)

      加藤さゆり(島根県立大学看護栄養学部)

      安部 孝文(島根大学研究・学術情報本部地域包括ケア教育研究センター)