保健の科学65巻10月号

中村安秀 編

1,540円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●平山宗宏先生の思い出と母子健康手帳にこめる願い

      上別府圭子(国際医療福祉大学大学院教授)

特集 世界に広がった母子健康手帳

◆海外に広がる母子健康手帳からの学び

      中村 安秀(公益社団法人日本WHO協会理事長)

      渡邉 洋子(元八王子市保健所長)

◆母子健康手帳海外文献のシステマティック・レビュー

      大田えりか(聖路加国際大学大学院看護学研究科国際看護学教授)

      西村 悦子(聖路加国際大学大学院)

      當山 紀子(琉球大学医学部保健学科地域看護学分野客員研究員)

◆オランダ版母子健康手帳

 ―誰も取り残されてはならない,親のためのマルチチャンネルプラットフォーム―

      アンネケ・ケスラー(公衆衛生医師,乳幼児精神保健専門医,元アムステルダム保健局)   

      翻訳:小松 法子(創価大学看護学部講師)

         中村 安秀(公益社団法人日本WHO協会理事長)

◆子どもファーストのベトナムの母子健康手帳

      板東あけみ(国際母子手帳委員会事務局長,NGOベトナムの子ども達を支援する会事務局長)

◆インドネシア母子健康手帳の活用

 ―母子継続ケアの質の強化への挑戦―

      八鳥 知子(国際協力機構「インドネシア国地方分権下における母子健康手帳を活用した

            母子保健プログラムの質の向上プロジェクト」専門家)

      戸田 朱美(国際協力機構「インドネシア国地方分権下における母子健康手帳を活用した

            母子保健プログラムの質の向上プロジェクト」専門家)

      尾﨑 敬子(国際協力機構 国際協力専門員)

◆ケニアの母子健康手帳の発展とデジタル化

      杉下 智彦(東京女子医科大学客員教授,屋久島尾之間診療所院長)

◆パレスチナ難民のためのデジタルと紙の母子健康手帳

      李  美慧(国連パレスチナ難民救済事業機関保健局コンサルタント)

      清田 明宏(国連パレスチナ難民救済事業機関保健局長)

連載 歯と口の健康を考える―健康でよりよい生活をめざして―

■歯の名称と役割

      島谷 浩幸(堺平成病院・歯科科長)

連載 食品・サプリメントと認知機能―効果のエビデンスを探る―

■発酵乳製品とβラクトリンの認知機能改善

      阿野 泰久(キリンホールディングス株式会社主任研究員,国立研究開発法人日本医療研究開発機構主幹)

調査・研究

●在宅の頸髄損傷者の摘便介助のあり⽅についての考察

 ―「頸髄損傷者の排泄基礎調査」の結果をもとに―

      丸岡 稔典(四天王寺大学)

●頭痛患者に対する健康サポート薬局の薬剤師による生活指導の実態調査

      関谷 柚希(帝京平成大学薬学部生理・病態学ユニット)

      伊東 育己(帝京平成大学薬学部地域薬局学ユニット)

      加藤 大貴(蔵前かとう内科クリニック)

      石井 正和(帝京平成大学薬学部生理・病態学ユニット)