体育の科学73巻1月号

荒井弘和 編

1,430円(税込)

杏林書院

特集 戦争と平和とオリンピック・パラリンピック

◆スポーツなどやっていて,よいのだろうか?

  荒井 弘和(法政大学文学部教授)

◆オリンピック・パラリンピックの平和運動

 -「積極的平和」を求めて-

  舛本 直文(東京都立大学・武蔵野大学客員教授)

◆嘉納治五郎の理念とオリンピック

  山口  香(筑波大学体育系教授)

◆クーベルタンの言葉にみるオリンピックと戦争

 -国家間の平和を求めて-

  田原 淳子(国士舘大学体育学部こどもスポーツ教育学科教授)

◆パラリンピックを通じて平和を考える

  河合 純一(日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会委員長)

◆オリンピアンの戦死と帰還から戦争を見る

  曾根 幹子(広島市立大学名誉教授)

◆大島鎌吉とモスクワ1980大会

  伴  義孝(関西大学名誉教授)

◆新冷戦時代の平和構築にオリンピック・パラリンピックはどう向き合うか

  來田 享子(中京大学スポーツ科学部教授)

連載 動脈スティフネスから捉える―8

◆動脈スティフネスと生活習慣

  三浦  哉(徳島大学大学院社会産業理工学研究部教授)

連載 運動-神経科学研究のマイルストーン

   -1本の論文との出会いが世界を変える-―5

◆研究人生の着火点と分岐点

 -交感神経系と骨格筋代謝-

  志内 哲也(徳島大学大学院医歯薬学研究部生理学分野准教授)

学会報告

◆主管校として日本体育・スポーツ・健康学会第72回大会を振り返る

  河村 剛光(順天堂大学スポーツ健康科学部准教授)

  鈴木 宏哉(順天堂大学スポーツ健康科学部先任准教授)

  内藤 久士(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科教授)

論考

◆岡部平太の『スポーツと禅の話』を読み解く

  荒木 雅信(大阪体育大学名誉教授,日本福祉大学大学院スポーツ科学研究科招聘教授)