体育の科学73巻11月号

荒井弘和 編

1,430円(税込)

杏林書院

特集 日本流のスポーツ観はどう形成されてきたのか?

◆体育の功罪を背負って

荒井 弘和(法政大学文学部教授)

◆前近代(江戸時代以前)日本のスポーツ観の変遷

谷釜 尋徳(東洋大学法学部法律学科教授)

◆近代日本のスポーツ観の原点

 -明治・大正期の身体教育概史-

松浪  稔(東海大学大学院体育学研究科体育学専攻専攻長,体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科教授)

◆海外からみる日本人のスポーツ観

石井 隆憲(日本体育大学スポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科教授)

◆日本におけるスポーツのジェンダリング

川島 浩平(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)

◆剣道と日本人のスポーツ観

小田 佳子(法政大学スポーツ健康学部教授)

◆柔道からみた日本のスポーツ観

 -自文化中心主義と文化相対主義が相克する柔道神話-

溝口 紀子(日本女子体育大学体育学部スポーツ科学科教授)

◆世界に広がりゆく日本人のスポーツ観

鈴村 裕輔(名城大学外国語学部准教授)

連載 大島鎌吉のオリンピック運動―7

◆11946年11月1日に命題「スポーツで何ができるのか」を生涯の決意に定めて

伴  義孝(関西大学名誉教授)

連載 環境を変えるスポーツの力-開発と平和構築-―2

◆平和構築とスポーツ

古川 光明(静岡県立大学国際関係学部教授)