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2017年発行した既刊書「Q＆Aですらすらわかる体内時計健康法」では、体内時計と健康問題について、基礎的かつ日常生活に直結した内容をQ＆Aで、わかりやすく丁寧に解説しました。既刊書の発行から5年ほど経過し、その間「体内時計研究」も大きく変わり発展し、体内時計と健康科学にまつわる新たな疑問点とそれを解く課題が次々に出てきました。そこで本書では、「体内時計研究」の最新の研究結果に基づく課題解決のため，、既刊書に続く応用編として企画しました。
内容構成は既刊書と同様に、各Q&Aの項目の冒頭にはズバリ解答（要約）を設け、どこの項目から読んでも理解しやすいイントロダクション、わかりやすさを工夫した図表の配置、根拠となる関連論文リストをかかげています。学術的視点を背景に記述したQ＆Aですが、一般の人や専門外の人にも理解しやすくなるよう、できるだけ平易な言葉で記述するように努めました。
今回は応用編のため、最新研究を取り上げている関係で説明が十分にできない場合もあり、その際にはあらかじめ仮説の領域であるなど、現時点でのQ＆Aに対する正しい評価にも努めています。