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初めて泊の写真を見たときには驚いた。どうすればこんな写真が撮れるのか。この写真家はどういう状況で撮影しているのか。まったく想像がつかない。泊が撮影した野生動物たちの最高の一瞬をとらえた写真は驚きの連続だった。
泊さんの言葉は常に哲学者のそれのようだった。何度もその言葉をかみしめた。写真の専門的なことは一切分からないが、そこに作品としてあるものはいいものかどうかは素人の目にも分かる。それはいつまでも印象に残るかどうかだ。泊さんはきょうも元気に撮影をしているだろうかと思う。そして自分もきょう一日、元気に頑張らなければいけないとその写真から励まされる。