映像メディアの社会文化史

日常生活の映像をもとに、幕末から現在までの約160年をたどり、
わたしたちのかけがえのない生を読み解く――

新潟で町や村の機関・組織・個人と連携、協力し、生活のなかにある映像を新たに発見・発掘、
調査してきた著者、15年の研究の集大成。
日常における映像を、自ら新潟大学「にいがた地域映像アーカイブデータベース」として構築。
デジタルアーカイブによって幕末から現在までの歴史をたどり、
成功者や勝者、あるいは敗者の物語ではない、消し去られてきたわたしたちの歴史を読み解く、
地域とメディアが織りなすダイナミックな社会と文化の過程を明らかにする嚆矢となる一冊。

試し読みでは、目次と「はじめに」、「第12章 風景と記憶を記録する-石山与五栄門と公民館」を
お読みいただけます。是非ご覧ください。