おしっこ、ヒル、頭にドリル

クライブ・ギフォード 作, アン・ウィルソン 絵, 鈴木 真奈美 訳

1,980円(税込)

株式会社化学同人

古今東西で本当におこなわれていた、コワくてイタくてアヤしいさまざまな医術や治療法をユニークなイラストとともに紹介。かつては、おしっこ、うんち、ネズミなどを薬に使うのは当たり前。ヒルやウジ虫を体に貼り付けたり、床屋さんが外科手術をしたり、麻酔もなしで頭に穴をあけたり、なんてことも……。思わず「ヒドイ! トンデモナイ!」と叫びたくなるけど、みんな必死だったんだ。この本を読んだら、清潔な病院と、優しいスタッフに囲まれた今の医療にきっと感謝の気持ちがわいてくるよ。
【対象年齢:小学中学年~】

<もくじ>
ちりょうのいまむかし
どこが悪いんだろう?
ネズミだのみ
なんでそうなるの!?
肥やしりょう法
人体を使ったちりょう法
毒りょう法
おしっこ!
ペスト!
びんにつめたおなら
血を吸う生きもの!
ちょん切ったり、ひっぺがしたり
生きものを使ったちりょう法
万能薬なのに無能薬
マヤ族の医術
頭に穴
電気ショックりょう法
さいみん術
クワック(インチキ商売)
うわっ、いたっ!
もつれた舌
おそまつなテクノロジー
ミイラれちゃった人
心の病気の医学
くるくる回そう
山もりの“じ”の痛み
カタツムリ、ミミズ、ウジ虫
まだまだある、イカれた医りょうの例
びっくりな現代の医りょう