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「…あなたなしでは、生きていけない」
「神界」「冥界」「地上界」と世界が隔たれ、混沌で満ちていた時代。神界では神々が永遠の生を謳歌していた。
新米女神ペルセポネは大地に命を芽吹かせるべく、植物のお世話に日々励んでいるが育てていた新芽が枯れてしまう。
「死」を受け取りに来た冥界の支配者ハデスに新芽を引き取られることに。
悲しみに嘆くペルセポネだがハデスの励ましに心を動かされ、寡黙だが穏やかで優しい一面に惹かれていく…。
そんな中、神界の陰謀に巻き込まれていたハデスを救うため、自らの身を差し出すことを決めるペルセポネ。
神界で唯一無二の純愛を貫く、ふたりの神様の恋のおはなし。
※本書には電子配信中の「我慢しないで、ハデス様。 ~冷酷な冥王の純愛は底知れないほど深くて、重い~」(1)~(6)が収録されています。