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佐藤ねじ 著
「小1起業家」などの探究学習的な試みでも話題の著者が、子どもが小4になってぶち当たった教育の壁。正解がわからない時代に、いま親がすべきこととは?夢中と学びについて、7組の家族・先生・起業家・哲学者・アーティストと対談した子育てのヒント集。
世界の常識が大きく変わり、教育も大きく変化している現代。さらにAIの台頭や、地震リスク、少子高齢化、日本経済不安など、不確定な情報がたくさん。子どもたちの将来を考えるときに、何を学ぶべきか、予測はするかは非常に難しいです。
そんな中でも、変わらない大切なことが「こどもの夢中体験」と考える著者。時間を忘れ、何かに没頭し、考え遊び学び、楽しむ経験をすることは最も尊いこと。夢中体験を多くすることは、不確定な将来でも、フットワーク軽く対応していける大切な経験値になるかもしれません。
『こどもの夢中はどう生まれるか?』
●夢中になって遊ぶことで、学びもついてくる
●遊び浸るから、学び浸るへ
●遊び浸った子には、やりきる粘り強さがあある
●勉強の向こう側の「本番」を体験してもらう
●夢中になるきっかけを与えた「試行回数」も大事
●きっかけのハブとなる「サードプレイス」を探そう
●「成功体験」より「夢中体験」
●小1起業家で珈琲屋に夢中になった子、その後
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「目次」
PART1:こどもの夢中を推してきた話(佐藤ねじ)
PART2:夢中のひみつを聞いてみた(対話集)
●宝槻泰伸(探究学舎)
「試行錯誤の回数・サードプレイス探し」
探究学習のプロに学ぶ、夢中のつくり方
●苫野一徳(哲学者)
「可塑性・大人扱い・よく規制された自由」
哲学者と考える育児のヒント
●鳥羽和久(作家)
「可能性の担保」があり、自分の欲望をわかっていれば心配ない
●稲田大輔(atama plus)
「正しい学力測定と正しい勉強法で急にできるようになる子は多いですよ」親も勉強が好きになる、楽しい話
●tupera tupera(絵本作家)
家族そろって食事する。コミュニケーションを
大事にする。ツペラツペラさんちの育児
PART 3:夢中のこどもに聞いてみた(対話集)
●YOYOKA(ドラマー)
「娘をリスペクトしてる」世界的ドラマーになる
可能性がある子とアメリカ移住を決断した家族の話
●梅田明日佳(自学ノート)
小3から高3まで続けた自学ノートが
たくさんの世界/面白い大人たちと出会うツールになった