エラーが発生しました。
アントニオ・タブッキの紹介で世界的に注目を浴びるポルトガル最大の詩人ペソア。そのペソアが1925年に書いたリスボン観光案内の原稿が発見された。その内容は詳細をきわめている。当時と現在の写真を入れて編集した魅力的な案内書。
【目次】
リスボン観光案内
いざ入国
リスボンの表玄関──コメルシオ広場
町の心臓──ロシオ
ポルトガルの大政治家──ポンバル侯爵広場
市民の憩いの場──カンポ・グランデ
王家の霊廟──サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会
歴史を語る──大砲博物館
いにしえのリスボン──アルファマ
ふたたびロシオへ
絵画とオペラと文学者──シアード
サン・ロケ教会の至宝──サン・ジョアン・バティスタ礼拝堂
パノラマと庭園美──アルカンタラ展望台からエドゥアルド七世公園へ
アグアス・リヴレス水道橋
エストレラと二つの宮殿──ネセシダーデスとアジュダ
大いなる遺産──ジェロニモス修道院
テージョ川の宝石──ベレンの塔
華麗なる宮廷生活──馬車博物館
古今東西の美──古美術館
リスボンの夜を楽しみたい方に
時間のゆとりのある方に
もっと時間のゆとりのある方に
リスボンの新聞
ケルースを通り、シントラへ
補・フェルナンド・ペソア博物館へ
ペソアのガイドブック──発見の経緯と背景
リスボン・一九二〇年代の地図
訳者あとがき
奥付