破滅の恋

カミーロ・カステーロ・ブランコ 著, 小川尚克 訳

1,900円(税込)

株式会社彩流社

ポルトガル文学史上これほど愛された小説はなかった、今も……。人妻との姦通事件で獄中にあったロマン派最大の作家カミーロが、禁じられた恋に“死”を賭した若き男女の生き様を描くポルトガル古典文学の代表作!

【目次】
献辞
第二版の序文
第五版の序文
この本を初めて読まれる方へ
目次
第1章 出自
第2章 初恋
第3章 許婚
第4章 対立
第5章 陰謀
第6章 深夜の殺人劇
第7章 修道院へ幽閉
第8章 母性愛
第9章 修道院の変更
第10章 事件
第11章 息子
第12章 没落
第13章 薄幸の娘
第14章 老父と娘
第15章 ポルトの拘置所
第16章 兄
第17章 蹄鉄師の死
第18章 恋心
第19章 迫る出航
第20章 インドの流刑地へ
終章 若き命
訳者あとがき
奥付