新妻愛液通信

内藤みか 著

737円(税込)

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「人妻なんだから、うまいんじゃない? いつもどんな風にしゃぶってんのか、やってみせてよ」──お見合いパーティの後で、実は人妻なのと打ち明けると、かえって男たちの目の色が変わることに二十七歳の亜矢乃はとまどった。が、二十二歳の和也とは流れるプールの水中で若い男女のように交り、ふたたび訪れたパーティでは、上手にホテルに誘い出された年上の健人にこりこりと女豆を噛まれて、一瞬開いた唇の中にそれがめり込んできたのだ……。男達の視線を集めることができるカップリングパーティーで、忘れてしまいそうな女の部分の刺激に溺れる専業主婦を描く「人妻亜矢乃」、夫のためにと始めたバイトがいつしか人妻売春の快楽に蕩ける表題作「新妻愛液通信」など、貞淑なはずの若い人妻たちが見せる淫らで激しいひととき。1996年~2000年にかけて発表された、著者至極の『妻モノ』傑作8編を収録した若妻精選短編集!

【著者略歴】
内藤みか(ないとうみか) ─ 1971年、山梨県生まれ。二十二歳でデビュー。若妻ものや、失恋ものなどで人気を博す。近年は「ケータイ小説の女王」と呼ばれることにとどまらず、イケメン評論家としても活躍中。イケメンを主にした舞台、コミック原案など活躍の場は広がっている。