【立ち読み】ディテール 2023年7月号

彰国社 編

2,585円(税込)

彰国社

■ 特集
木の屋根架構
材料・構法ともに選択肢が多様化している近年の木造建築を、改めて屋根架構の視点から捉え直す。

[前説]
「木架構のスパンと量感の関係」マトリクス|収録作品データ
架構スパンと木質系材料 鍋野友哉
木造の架構を構造パタンから俯瞰する 福山弘
屋根架構にみる光と陰翳 河野泰治

[事例]
「ストローグ社屋」
 原田真宏+原田麻魚/MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO
「東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス 食品加工教育実習棟」
 石本建築事務所/原健一郎+加藤信一
「国際基督教大学 体育館」
 日本設計・隈研吾建築都市設計事務所 JV、前田建設工業一級建築士事務所(実施設計)
「HKJ」 NIIZEKI STUDIO
「飯能商工会議所」 野沢正光建築工房
「内外テクノス本社工場」 大林組一級建築士事務所
「レゾナック(大分県立)武道スポーツセンター」 石本建築事務所+山田憲明構造設計事務所
「流山市立おおぐろの森中学校 体育館」 日本設計/小泉治+市丸貴裕+草野崇文+吉岡紘介
「アプリュス芝スタジオ旧社員寮棟」 鍋野友哉アトリエ
「陸前高田市立気仙小学校」 綾井新建築設計・土屋辰之助アトリエ・教育環境研究所
「清光社 埼玉支店」 有井淳生+入江可子/アリイイリエアーキテクツ
「東根の家」 鍋野友哉アトリエ
「甲陽園の家」 畑友洋建築設計事務所
「桜楼居」 下吹越武人/A. A. E.
「バウマイスターの家」 網野禎昭+平成建設一級建築士事務所/和知祐樹
「新建築社小豆島ハウス」 砂木/木内俊克+砂山太一+大須賀嵩幸
 

■ 今日のディテール
・繊細なスチールサッシュと無骨な金属板外壁の対比的調和
 一乗谷朝倉氏遺跡博物館|内藤廣・センボー設計共同体
 
・二つの表情を見せる GCWダブルスキンのファサード
 中外ライフサイエンスパーク横浜|日本設計/藤田雅義+小泉翔+羽田和樹
 
・製材の平面トラスと CLTによる立体的で柔らかな屋根架構
 SYNEGIC office|UENOA architects
 
・PCaPCのスカイライト屋根
 京都産業大学 天地館/日建設計
 
・極薄の大屋根と大庇による質量感の対比
 陸前高田市立博物館|内藤廣建築設計事務所
 
・同一材による持ち送り木架構の覆屋
 陸前高田市東日本大震災追悼施設|内藤廣建築設計事務所
 
 
■連載
イラストでわかるディテール名手のメソッド | 文・画:宮沢洋
第1回|幻想的(非現実)─ 藤本壮介/石上純也/青木淳