ヒットラーの遺言

永峯清成 著

1,900円（税込）

株式会社彩流社

ヒットラーの足跡を辿り、ナチス党の権力掌握から崩壊までを描く！

オーストリアの片田舎での生活、夢破れたウィーンでの放浪生活、下級兵士の大戦期……。政治に芽生え、弁舌を武器にナチス党を掌握、ユダヤ人絶滅と大ドイツ建設を目指して領土拡張戦争を展開。第2次世界大戦という大惨事を招くが、なぜ大衆に支持されたのか！「ナチズムは崩壊したが、百年後に同じ思想が甦るかもしれない。宗教の力と一緒になって……」と言い残した。

【目次】
はじめに
第一章　ヒットラーの誕生
　一族発祥の地
　アドルフの少年時代
　リンツでの青春時代
第二章　苦難のウィーン時代　
　芸術への夢と挫折
　政治への目覚め
　ウィーンは反ユダヤの風潮
　放浪の日々
第三章　世界大戦勃発
　ミュンヘンで志願兵となる
　革命によりドイツ帝国滅ぶ
第四章　政治活動を始める
　ミュンヘンは混沌として
　ナチス党結成
　ミュンヘン一揆の挫折
第五章　ナチス党再建
　我が闘争
　ニュルンベルクの党大会
第六章　大ドイツ建設
　首相就任と第三帝国
　ドイツ国民の日常生活
　オーストリアとチェコスロバキア
第七章　第二次世界大戦
　東方政策の破局
　ナチズムの崩壊
　ヒットラーの遺言
あとがき
参考文献