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総貧困時代を目前にして、私たちはどのように生きればいいのか。
仕事を失ったのは努力をしなかったからなのか? 幸せになることを夢見られる社会なのか?
30年以上、横浜の寿町に関わり、最貧地域で困窮者の相談に乗り、当事者を支え続ける著者が、日本社会を実態に基づき読み解き、ともに生きるための社会を考える。
目次
まえがき――幸福であることを夢見られる社会か?
第1章 総貧困時代がやってくる
第2章 孤立と貧困の連鎖
第3章 野宿生活者を生み出す背景
第4章 排除とバッシングの中で
第5章 伴走型支援(パーソナルサポート)、よりそい支援とは
第6章 新型コロナ禍で何が起きているのか
あとがきにかえて――生存権を保障できない国家で