青いムーブメント

外山 恒一 著

1,600円(税込)

株式会社彩流社

東京都知事選に立候補し、政見放送で「政府転覆」を呼びかけ、一躍注目を浴びた外山恒一が自伝的に綴る1980年代の「消された世代の歴史」。反管理教育の闘い、ウーマンリブからフェミニズムへ、80年代の音楽、昭和天皇の死など。

目次
Ⅰ 知られざる政治の季節
1 福岡刑務所の特別房にて
2 生まれた時にはすべてが終わっていた
3 一指導者の幼年時代
4 ポストモダン・ブームは知らない
5 知られざる「政治の季節」の始まり
6 1985年 ―― 政治の季節の顕在化
7 「青いムーブメント」
8 『ぼくの高校退学宣言』早送りダイジェスト
9 反原発運動の高揚と天皇Xデー
10 高校生運動の全国ネットワークを!
11 反管理教育運動の担い手となる
12 全国高校生会議
13 書くのがつらくなってくる
Ⅱ 「西」では何も起こらなかった?
14 獄中作品「青いムーブメント」
15 獄中での書き落とし、補遺
16 停滞期のDPクラブと街頭ライブ
17 世界規模の高揚
18 フェミニズムの時代、なんかじゃなかった
19 ブルーハーツとタイマーズ
20 鹿島拾市と馬の骨
21 89年の諸相
22 20年遅れの高校全共闘
23 赤い4月
24 「校門圧死事件」とDPクラブの「突出」