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超高齢化社会において、「国民の健康寿命延伸」のために運動や身体活動の果たす役割や心の健康(well-being)への関心は大きくなっている。関連する施設として、厚生労働省認定「健康増進施設制度」(1988 年/ 運動型、温泉型、温泉利用プログラム型)や、「医療法42 条施設」(疾病予防運動施設/ 有酸素性運動型、温泉利用型)などが挙げられる。しかし、認定・運営のハードルが高く、またその認知度も低い。さらに他の施設や他病院、地域連携など課題は多いのが現状である。これからさまざまな分野でウェルネスや健康がテーマになってくるなかで、既定の認定施設に限らず、さらに広域な視点で、さまざまな目的をもった「健康×身体活動」を実現している施設事例を掲載し、本テーマに関連する施設設計の手立てとなる資料となるでしょう。