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本書は生物生産学への理解を深めるための入門テキストである。生物生産学とは、環境と調和した持続可能な食料生産・生物資源の有効利用を目指すために、生物や環境について研究する農学領域の一分野である。第1章では生物生産学を学ぶために必要となる生命のしくみを、第2章では、土壌を舞台とした陸での植物や動物のからだのしくみ・生産・資源・環境応答を、第3章では、海洋を舞台とした水圏での藻類や魚介類のからだのしくみ・生産・資源・環境応答を解説する。さらに、第4章では食品がもつ機能やその利用と加工、流通を解説する。
本書では各章にトピックを設定してある。各トピックは3~4ページの独立した構成となっており、興味があるトピックから学習できるようになっている。また、それぞれのトピックごとに、関連するSDGsアイコンを表示しているので、本書を読むことでSDGsへの理解を深められる。