ビジネス小説 もしも彼女が関ヶ原を戦ったら

眞邊明人 著

1,584円(税込)

サンマーク出版

10万部突破のベストセラー第2弾
最強の徳川家康にビジネススキルで挑む
経営不振に陥った名門歴史ゲーム企業の命運を握る極秘プロジェクト、それは触覚や嗅覚までもが再現されたメタバース空間で行う関ヶ原の戦いだった。歴史もゲームも詳しくない主人公みやびは、その開発中の超絶リアルなゲームのテストプレイを任命され、史実ではあっさり敗れた西軍を勝たせるというミッションを担うことに。AIが搭載された武将をZOPA・DESC・OODAなどの最新ビジネススキルで動かし、弾丸や矢が飛び交う戦場で兵を指揮しながらシナリオを進めてゲームのクオリティ向上に貢献する。
しかし現実世界ではゲームの開発が遅れ、リストラや社内での権力争い、合併話など次々と困難に見舞われてしまい、メタバース空間の関ヶ原では圧倒的に不利な状況に……。
果たして、みやびは西軍を勝利させ、業績不振の会社を救えるのか。そして日本はメタバースで世界を牽引する存在となり“失われた30年”を取り戻せるのか。

【目次より】
第1章 グローリープロジェクト ―ミッションが人を動かす―
第2章 テストプレイ指導 ―合意可能領域を探れ―
QUEST1軍議に参加せよ/QUEST2伏見城攻略
第3章 合併計画 ―仮説と実行を繰り返せ―
QUEST3岐阜城防衛戦/QUEST4木曽川の戦いを制せよ
第4章 内通者 ―相手の立場で思考せよ―
QUEST5淀殿を説得せよ
第5章 ラストチャンス ―速度が勝機を生み出す―
LASTQUEST関ヶ原の合戦
終 章 旅立ち ―自分という物語を紡げ―