虹の涯

戸田義長 著

1,800円(税込)

東京創元社

「俺は藤田幽谷の孫、東湖の子だ。攘夷に生きることが義務なのだ」幕末の水戸藩士、天狗党の首領格・藤田小四郎の推理と生涯。父・東湖の死の真相、密室殺人の罠、瀕死の兵を襲う〈化人〉。『恋牡丹』『雪旅籠』でファンの心を掴んだ新鋭が贈る時代推理の傑作。