改訂新版 統一教会とは何か

有田 芳生 著

1,650円(税込)

大月書店

1992年国際合同結婚式騒動からの空白の30年。統一教会と政治の関係はどのように変貌したのか。組織の実態や保守政治勢力との結びつきに鋭く斬りこんだ労作に、新たな書き下ろしを加えて緊急出版する。統一教会問題の必読入門書!

※本書は『統一教会とは何か――追いこまれた原理運動』(教育史料出版会、1992年)の改訂新版です。改訂にあたり、序章を書き下ろしの「統一教会と政治の関係はどう築かれてきたか」に変更し、第IV章では資料4~8を新たに掲載するとともに、必要最小限の加筆・修正を行ないました。

【主な目次】

序章 統一教会と政治の関係はどう築かれてきたか
 1 安倍元総理暗殺事件の鍵を握る「空白の30年」と「政治の力」
 2 政治に深く食い込む統一教会の狙い

第I章 統一教会に何が起こっていたか
 1 翳りの見えはじめた“宗産複合体”
 2 国際合同結婚式の裏側

第II章 統一教会の知られざる素顔
 1 統一教会と保守政治勢力を結ぶ点と線
 2 統一教会が行なう“自己開発セミナー”の実態

第III章 統一教会元信者の手記
 1 国際合同結婚式の虚偽
 2 原告意見陳述
 3 文鮮明様ならびに日本統一協会幹部の皆様へ
 4 統一教会での五年の日々をふり返って

第IV章 資料篇