亡命法学者と法の変容

小野秀誠 著

16,000円(税込)

信山社出版株式会社

◆ドイツ亡命法学者の法律学移転の歴史◆
 
ドイツでは、ナチスによる反ユダヤ主義の迫害が激化したため多くの法学者が欧米等に亡命したばかりでなく死に至らしめられた。この状況のなかでユダヤ系法学者が欧米の大学で研究・指導にかかわり多くの貢献をすることとなった。また、少数者や女性の法律学研究や学習の平等実現が永い時間をかけて図られてきた。本書では、ユダヤ系法学者と女性等少数者の活動を歴史的に詳論している。