司法の法社会学Ⅰ— 個人化するリスクと法的支援の可能性

佐藤 岩夫 著

7,480円(税込)

信山社出版株式会社

◆近年大きく変化している状況に対応して、現代日本の司法制度がその任務を果たしているか、実証的・経験科学的に考察◆
 
法社会学の視角と方法を用いて、2000年代初頭に大きな改革が実施された現代日本の司法制度の実態・機能および課題を、実証的・経験科学的に明らかにする。第Ⅰ巻では、「リスクの個人化」の進行と司法制度の対応を主題とし、市民の紛争経験と相談行動、被災者への法的支援などを考察。