老鳥との暮らしかた

細川 博昭 著

1,760円(税込)

誠文堂新光社

うちの子にも必ず訪れる老化。いつまでも快適で幸せに過ごしてもらうには、どうしたらいい?
―老鳥(ろうちょう)とのつきあい方、教えます!

『うちの鳥の老いじたく』につづく、老鳥ケアのさらに詳しい手引き書。
愛鳥にとって、老化は避けられないもの。老化が始まると、さまざまな病気にかかりやすくなったり、病気の進行が早まったりもします。
それでも、早めに飼い主がそのことにまず気づいてあげて、必要なときに的確に対応することで快適な老後を過ごさせることができます。
どんな老後になるかは、飼い主しだいなのです。

本書では、そのために飼い主ができることを、具体的にわかりやすくまとめました。
老化に気づくために知っておきたい、愛鳥の身体に起こることや見るべきサインなど基本的なことから、昔の暮らしを取り戻すためのリハビリの方法や、長生きしてもらうための保温や加湿、ケージ改造など愛鳥にしてあげられることを掘り下げます。
また、状態ごとの老鳥の心理を理解した適切なメンタルケアについても触れています。

文鳥などの小鳥から、大型インコやオウムまで、すべての鳥飼いさんに。

■目次
はじめに
1章 老鳥の体をあらためて知る~身体の機能が落ちるしくみ~
2章 鳥の体、鳥の行動のどこを見る?~老化の対策は、まず気づくこと~
3章 鳥が求める暮らし、鳥に与える暮らし~適切な寄り添い、メンタルケアを~
4章 昔の暮らしを取り戻す~リハビリもその一助に~
5章 長生きさせる環境のつくりかた~必要なことをどう補完するか~
あとがきにかえて
索引